ハワイ州知事(イゲ知事)とホノルル市長の合同会見が開かれ、またまた重大な発表がありました。その内容とは、9月1日から事前検査プログラムを実施することで観光業を再開する予定でしたが、最近の2桁、3桁の新型コロナウィルスの新規感染者数の増加を考慮し、9月30日まで延期するとのことです。
ロックダウンを回避したものの、新しい制限も同時に発表されましたので、今回はその時の発言をざっくりご紹介いたします。
残念ながらロックダウンとなってしまいました。その時の発表内容をこちらにまとめています。今のところ、延期の案内は発表されていません。
主人が現地の人と仕事をしている関係で知り得た内容ですので、かなり正確なはずです。
会見の内容
先日の8月18日にハワイ州知事(イゲ知事)から9月1日から開始するはずだった観光業再開に関してハワイ州知事(イゲ知事)から9月30日まで延期するとの発表がありました。
ロックダウンの一つの指標である「治療中の患者3,000人」(現在は3,400人弱)の目安に到達してしまいましたが、ロックダウンはせずに経済へのダメージを最小限にするためとのことです。そしてホノルル市長からは、オアフ島のみに新しい規制「Act Now Honolulu」を導入すると発表されました。
ホノルル市長から発表された新しい規制「Act Now Honolulu」とは主にこんな感じです。
- 屋内外問わず5人以上の集まりは禁止
- レストラン店内での飲食は1テーブル5名までと制限
- 屋内外を含む全てのショッピングモールでのマスク着用が必須
- 仕事はできる限り在宅勤務とし、オフィスでの勤務が必要な場合は時差出勤や職場の人数制限を実施
- オフィスでの共用スペースの閉鎖
主な内容ですが、ほかにも複数の規制が発表されました。
レストラン、小売店、託児所、ジム、映画館、不動産は引き続き営業できますが、オアフ島で1週間前に始まったビーチ、公園、トレイルは引き続き閉鎖となります。
また、ホノルル警察との連携も継続し、取り締まり強化をするそうです。
警察の発表では、警告:約11,000件、違反切符:約7,000件、逮捕者:400人とのことでした。以前は罰則が1,000ドルでしたが、現在は違反者が裁判所に出頭し、裁判官が決めることになっています。実際の罰則はどのぐらいかは発表が無かったそうです。
市長からは島民に対して、引き続きソーシャルディスタンスなどのルールを守るよう強く協力を求めたそうです。
ロックダウン1歩手前でしたが、経済も回転させたいため「Act Now Honolulu」を発令して回避しましたが、最近では刑務所などで受刑者・職員の大規模なクラスターが発生したりと大変なことになっています。
まとめ
以上が8月18日に発表された内容です。9月1日からハワイに行けるようになるはずでしたが残念なニュースでした。ですが、まずは島民の健康・経済が優先です。前回のロックダウン以降、約1,000弱の企業が休業・廃業となっています。私たちが知っている有名な店舗も閉店しているそうです。
私たちは日本にいますが、身の回りにも着実に影響が出始めているのではないでしょうか。引き続き気を緩めずにマスクの着用とソーシャルディンタンスを守って行動することが大切だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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